このアルバムも物置から出てきたCDです。80年代のアメリカ映画好きの方でこの「ハロルド・フォルターマイヤー」という名前を知らない方はまずいないのではないでしょうか。最近の活動はチェックしていないのでよく分かりませんが、シュワルツェネッガーの「バトルランナー」、エディ・マーフィーの「ビバリーヒルズ・コップ」、そしてスティーブ・スティーブンスと共にグラミー賞を受賞した「トップガン」等々映画音楽のプロデューサーとして大活躍した方です。 ハロルドはもともとはドイツのミュンヘンを活動の拠点としたスタジオ・ミュージシャンとして名を挙げた人ですが、80年代に入ってからはロサンゼルスに活動の拠点を移し映画音楽家としての道を歩き始めます。 この「HAROLD F」はそんなハロルドがプロデューサーとして、そしてキーボディストとして1988年に発表した初めてのソロアルバムです。ソロアルバムとはいうものの、何人ものミュージシャンを起用することでなんとも不思議な雰囲気のアルバムに仕上がっています。 共同プロデューサーはミュンヘン時代の盟友キース・フォーシーです。彼はヴォーカルやドラマーという役割でもセッションに参加しており、彼らを取り巻くように様々な著名なミュージシャンがレコーディングに参加しているのは「さすが」としか言いようがありませんが、中でも私が特に気に入っているのはやはりスティーブ・スティーブンスです。10曲中わずか3曲での参加ですが、あのギタープレイはやはり独特な存在感に溢れています。彼のヘイマーから聴けるメタリックでデジタルなサウンドは今改めて聴くと懐かしさも感じますが、欲を言えばもっと弾きまくって欲しかったかなと。 80年代当時の雰囲気に浸りたい方はぜひどうぞ。映画「ビバリーヒルズ・コップ」のテーマ曲「AXEL F」も収録されています。 ではまた。 <関連記事> レス・ザン・ゼロ スティーブ・スティーブンス |
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